最近、ネットでFIREを目標にしてる人多いけど、結局なんなの?
近年、「FIRE(ファイア)」という言葉が注目を集めています。FIREとは、Financial Independence, Retire Early の頭文字を取ったもので、日本語では「経済的自立と早期リタイア」を意味します。
Contents
FIREとは何か?
FIREとは、資産運用や貯蓄によって生活費をまかなえるだけの資産を築き、会社からの給与に依存せずに生活することを目指す考え方です。
ここで重要なのは「早期リタイア」よりも、まず**経済的自立(Financial Independence)を達成することです。経済的自立を実現できれば、働くかどうか、どのように働くかを自分で選択できるようになります。FIREにはさまざまなスタイルがあり、その中でも近年人気を集めているのがサイドFIREです。
サイドFIREとは、生活費のすべてを資産収入でまかなうのではなく、投資による配当所得(投資信託の場合は取り崩し)と副業などの事業所得を組み合わせて生活するスタイルです。完全なFIREに比べて必要な資産額が少なく、比較的実現しやすいことから、多くの人にとって現実的な選択肢とされています。
事業所得って何?アルバイトとかとはまた違うの?
アルバイトや会社員は、会社から「給与」として報酬を貰うよね。でも個人事業主たちは、自分で事業を行なって利益としてお金を得るんだ。
- 店舗経営(飲食店やスポーツ店)
- YouTubeやブログなど
- ネットショッピング運営(せどり等)
事業所得は経費なんかも使えるから節税効果も高いよ
このように、ある程度の資産と自分の事業所得を合わせて生活をしようと多くの人が目指しています。ではなぜここまでしてみなさん、FIREをしたいのでしょうか?今度はそのFIREの魅力について解説します。
人生激変!FIREして【会社員を辞めた世界】
正直、FIREを実現するためには沢山の時間とお金が必要だよね?
そこまでしてFIREする魅力って何があるの?
確かにFIRE達成するのは40歳かもしれないし50歳かもしれないけどそれなりの対価は確実にある!まぁ見ていってや!
会社員からの解放!こんなこと無くなっちゃいます!
まず1番はここでしょう。今の時代に限らず、会社員の方で
「仕事はしたいからやってます!資産が何億あっても辞めるつもりはないです!」
という人は殆どいないでしょう。事業主の方の中には稀にこういった方もいますが。会社員の場合、多くの人が、『生活を維持する為』に日々仕事に励んでいるのではないでしょうか?この記事を見てくださってる皆さんもおそらくこちら側の意見でしょう。
ここで皆さん、妄想タイムです。
「今皆さんには生きていく上での充分な資産があるため明日から仕事はやめるとします。するとあなたの日常はどのように変化しますか。」
朝の満員電車➡️乗る必要なんてないです。
上司からの無理難題に取引先とのトラブル➡️その人たちはもはや他人ですよ。
残業や会社の飲み会🍻➡️何それ美味しいの( ・∇・)
どうですか?想像しただけで最高じゃないですか?反対にこれらのことに魅力を感じない人は、このまま会社員を続けた方が幸せなのかもしれません。
浮いた時間こそあなたの人生を変える
次は会社員から解放されたことによって生まれた『時間』をどう過ごしたいですか?
皆さんは週5日8時間労働していたとすると5日✖️8時間で週40時間も『自由な時間』が生まれます。人によってはもっと増える方もいるでしょう。
ゲームをするのも良いでしょう。朝からモーニングに行くのも良いですね。ジムにだって元気な状態でトレーニング開始できますから常にベストパフォーマンスできますよ。小さい子供のいる方なんかは毎日幼稚園の送迎なんてどうでしょう。最高ですね。
どうですか皆さん、思ってた以上に幸せなのではないでしょうか。これを夢物語で終わらせるか未来の自分にするかは今後の皆さんの行動次第です。これからは実現するにあたっての道筋を解説していきます。
実現するには
FIRE(サイドFIRE)を実現するには以下のバランスが重要となります。
- 資産
- 稼ぐ力
まず、前提に皆さんに覚えていて欲しいことがあります。それは4%とり崩しルールです。
4%ルールとは、保有している資産の4%を毎年取り崩して生活する考え方です。過去の株式市場のデータをもとに、資産を適切に運用しながら年間4%程度の取り崩しであれば、長期間にわたって資産が枯渇しにくいとされています。
少し難しいと思うので簡単に各生活費に必要額をまとめました。

これだけ見るとかなり難しいと感じると思います。しかしこれはあくまでフルFIRE(完全に資産のみで生活し全く働かない場合)です。ここに不足分を稼いで補うのがサイドFIREです。
生活費300万円(月25万)でサイドFIREを実現するなら
ここで一つ、生活費300万円(月25万円)の家庭でサイドFIREをするパターンをいくつか私個人の肌感としてメリット・デメリット、『こんな人に最適』と言うふうに紹介していきます。
※前提/ 資産の形成は、月5万円積立・年間リターン7%(米国株式の平均リターン)と仮定します
資産7500万円 収入無し(フルFIRE)
まずは、「今後一切働きたくない」という人向けの方法です。生活費300万円なら、7500万円を一度貯めてしまえば理屈上では運用しながら年4%ずつ取り崩すことでFIRE生活を可能にすることができます。
【メリット】
・生活費を上げさえしなければ働くことを一切必要としなくなる。
・今後定年が伸びる(65歳以上になる)なら、年齢次第では充分な早期リタイヤになる
【デメリット】
・時間がかかり過ぎる(約35年)
このパターンですと確かに労働は必要なくなりますが、実際に7500万円を貯めようとすると月5万円を年間7%で運用できたとしても35年近く(33年3ヶ月)掛かってしまいます。仮に25歳から資産形成をスタートできても貯まるのは60歳近くになる計算です。月5万とはいえ、35年間も積み上げるのはどうでしょうか…あまり現実的ではないかなと個人的にはそう思います。
【こんな人に最適】
・極端な節約生活をしても苦に感じず、生活費を低くできる人
→生活費200万円なら必要額は約5000万円。同条件の積立で5年ほど短縮!(28年1ヶ月)
・高年収で、毎月多く積立に回しても問題ない人
→月10万円の積立できたら、期間は10年ほど短縮!(24年6ヶ月)
資産5000万円+年間収入100万円
今度は資産5000万円でFIREするパターンを紹介します。5000万円ですと、4%取り崩すと年間200万円になります。生活費が300万円なら、差し引き100万円の不足となるのでその部分を働いて稼ごうという方法です。
【メリット】
・7500万円貯めるよりも5年ほど期間が短くなる(28年1ヶ月)
・月に8〜9万円ほどの収入で生活が成り立つ
【デメリット】
・働く必要がある
このパターンですと、まだ30年近くかかりますが、必要な収入は年間で100万円と比較的軽い労働で生活をすることができます。月換算すると10万円弱となり、これなら自分で小さな事業にも挑戦しやすいですね。もちろん、やってみたかった仕事をパートなどで挑戦するのなんかも良いですね。
【こんな人に最適】
・リタイヤ後も少し働きつつ生活したい人。
・子供や配偶者、両親などとの時間を何よりも大切にしたい人。
・お金のかかる趣味が少なく、生活費が安定している人。
資産2000万円+年間収入220万円
最後に2000万円でリタイヤするパターンを紹介します。5000万円の時と同様に4%ルールで仮定すると、取り崩し額は80万円になります。そして不足分の220万円(生活費300万ー80万)を稼いで生活する方法です。
【メリット】
・期間が20年弱まで短縮(17年6ヶ月)
【デメリット】
・月20万円弱稼ぐ必要がある
→少量のパートでは補えず、掛け持ちや事業を軌道に乗せるなど工夫が必要。
【こんな人に最適】
・会社員時代から副業(事業)にチャレンジしており、収入(月数万円)を得た経験のある
→隙間時間で成果が出ているなら、化ける可能性も充分にある
・週5日8時間がとにかく嫌だが、働くこと自体にそこまで苦痛は感じない
→フルリモートや時短勤務の可能な会社に転職することで収入は下がるが自由時間はかなり増える
ここまで見てどうだったでしょうか。今回紹介して3パターンは無数にあるFIRE方法のわずか一部に過ぎません。ですが少なくとも実現するためには平均的な努力では達成不可能でしょう。ですが、私は今後、こういった人は増えるのではないかと思っています。今の時代、新NISAやiDeCoなどの投資優遇制度の導入、副業の推進、青色申告の控除額の増加など投資環境が身近にあり、多様性の働き方が認められている時代です。それに気付き、行動を起こしている人は年々増加しています。今では異端の存在である「FIRE民」。ですが、今後は決して珍しい存在ではなくなる時代が来ます。「だから皆さんも今すぐ行動を!」とはいうつもりはありません。しかし、「挑戦したい」という気持ちがあるのでしたらぜひ、行動してみてください。たとえFIRE達成とはいかなくても、その道のりで行うであろう『毎月の貯蓄』や『積立投資』、『事業への挑戦』。これらは今後の人生で間違いなく『糧』となります。1度きりの人生です。忙しさを言い訳にしている暇なんてありませんよ!「最高の人生だった」と思えるように、これからも行動していってください。


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